「ブリジャートン家」を英語字幕・音声で聞いていると、様々な「邪魔をする」を示す表現を見かけます。例えば「interrupt」「bother」「disturb」「get in the way」。いずれも「邪魔をする」という意味の動詞ですが、どのように邪魔をするかによって、異なる動詞を使います。今回は「邪魔をする」を意味する単語の・使い方・例文を、学んでいきます。
「邪魔をする」を意味する動詞
「邪魔をする」を意味する動詞は、いくつかあります。「ブリジャートン家」で見かけるのは、「interrupt」「bother」「disturb」「Obstruct」「get in the way」。意味は全て「邪魔をする」です。
Interrupt
会話などに口を挟んで中断させて「邪魔をする」場合、また継続的に行われていたことを中断させる時に、「interrupt」が使われます。
My boss interrupted my talking in a meeting.
ボスは会議中に私の発言を遮った。
Don’t interrupt me.
邪魔しないで。
I am sorry to interrupt you. /I am sorry for interrupting you.
お邪魔してすみません。
Bother
人を困らせて、あるいは問題を起こして「邪魔する」場合、「bother」が使われます。
Don’t bother me.
(誰かが故意にイタズラをしている状況で)邪魔しないで。
I am sorry to bother you. / I am sorry for bothering you.
お邪魔してすみません。
Disturb
現在行われていることや、人の行動などを「邪魔する(中断させる)」という場合、「disturb」が使われます。「disturb」には、秩序や睡眠など平穏な状態にあるものを妨げるという意味で使われます。
Don’t disturb me when I am in a meeting.
会議中は邪魔しないで。
Don’t disturb his work.
彼の仕事の邪魔をしないで。
Distract
作業などをしている人に、他の物を見せたり聞かせたりし集中を妨げて「邪魔する(注意をそらす)」場合、「distract」が使われます。
Stop shaking your leg. It’s distracting me.
貧乏揺すりを止めて。気が散る。
Obstruct
道を遮断して通過できなくしたり、進行や行為を妨害したりして「邪魔する」場合、「obstruct」が使われます。
Crowd obstructed my way.
人混みが通行の妨げになった。
She obstructed his approaching to her sister.
彼女は彼の妹に対するアプローチを邪魔した。
Get in the way
「get in the way of A」で「Aの邪魔をする」という意味で使われます。「disturb」や「obstruct」のように、行動を邪魔する際に使われる、口語表現です。
Don’t get in my way.
邪魔しないで。
Are you getting in the way of their relationship?
彼らの関係を邪魔するというの?
「邪魔をする」、他の口語表現
Interfere
頼まれていなない、必要とされていない時に、誰かが「邪魔する(干渉する)」場合、「interfere」が使われます。
Don’t interfere my private.
私の私生活に干渉しないで。
You absolutely have no right to interfere my life.
貴方に私の人生を干渉する権利はないわ。
Bug
「bug」は「虫」という意味ですが、口語で「邪魔する」という動詞として使います。スラング的な表現です。
Stop bugging me.
邪魔しないで。
まとめ
この記事では、「邪魔をする」を表す言葉の使い方、他の表現での言い換えパターンをみてきました。この言葉を使いこなせるようになると、日常生活でもビジネスにおいても、適切なニュアンスで多様な言い回しができるようになります。是非、使いこなしていきましょう。
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