2017年6月全米で注目となった映画「ワンダーウーマン(Wonder Woman)」がついに日本でも公開開始となりました。ワンダーウーマンは、アメリカ合衆国の漫画コミック「ワンダーウーマン」の実写版映画です。ワンダーウーマンは1941年に初めて発行され、スーパーマンやバッドマンなどと並ぶ、アメリカでは有名な漫画。主演女優はガル・ガドット(Gal Gadot)、主題歌を歌っているのはシーア(Sia)。
今回は映画「ワンダーウーマン」とはどんな話なのか、主人公「ダイアナ」役を演じる女優のガルが着ているスカート?のような戦闘着、また映画を引き立てているシーア(Sia)が歌う主題歌の魅力について触れていきたいと思います。
映画「ワンダーウーマン」とは
女優「ガル・ガドット(Gal Gadot)」が主演する、「ワンダーウーマン」はアクションヒーロー映画です。ガル・ガドットについては下記ウィキペディアをご参照ください。
人間が誕生する前、地球は神様が支配していました。全知万能の神「ゼウス」は人間(男)を作り出しますが、ゼウスの息子「アレス」は人間を嫌い、彼らに嫉妬や憎しみという感情を与えた為、人間は争い始めます。この争いを止める為に、ゼウスは別の人間(女)を作り出し、彼女たちの愛によって、争いは一時収まりますが、アレスのせいで再発。
困ったゼウスは人間(女)をある島に隔離し、神を殺せる剣と共に隠し、アレスを封印。その後「アマゾン」と言われる女たちは、アレス封印が解かれる日に備えて、日々訓練を積みます。この中でアマゾンの女王は、粘土で主人公「ダイアナ」を作り出し、彼女を戦士に育て上げます。
ある日、ダイアナの住む島にアメリカ軍人「スティーブ・トレバー」が不時着。ダイアナは外の世界からやってきた彼から現在戦争が起きている事を告げられます。この戦争はアレスが起こしたものに違いないと思ったダイアナは、アマゾンの女王に戦争を止めに行く、と申し出、スティーブと一緒に戦いに向かいます。果たしてその結果はいかに!?続きは映画、あるいはDVDでご覧ください。ワンダーウーマンの公式予告編は下記をご覧ください。
「ダイアナ」役の女優がはいているのはスカートか!?
予告編によると、スカートをはいているように見えるのですが、あれはキュロットスカート。過去の実写版「ワンダーウーマン」によると、膝上から膝丈までいろいろな長さのものがあるようですが、今回は膝上のキュロットスカートのようですが、もともとは凝ったデザインのショートパンツだった模様。
ダイアナを作ったアマゾンの女王は、ゼウスにより作られた人間。ゼウスはギリシャ神話に登場する全知全能の神であることから、当初の企画によると、ギリシャ風の衣装で、サンダルを履かせて、であったようだが、実践的な女戦士をという意見が採用され、今回はキュロットスカートにブーツという戦闘衣装になったようだ。ダイアナのミニチュア版も販売されているようなので、是非確認してみてください。
シーアが歌う、「ワンダーウーマン」の主題歌
「ワンダーウーマン」の主題歌「To be Human」は切なさと戦闘への威力を感じる、美しい旋律のメロディーの中、オーストラリア人歌手「シーア(Sia)」とイギリス人歌手「ラブリンス(Labrinth)」が、主人公「ダイアナ」葛藤や心情、また「スティーブ」との心のやり取りを表現するように歌っています。主題歌「To Be Human」の公式Youtubeは下記をご覧ください。
ダイアナはアマゾンの女王が使命の為に、粘土で作りだした戦士です。つまり、人間ではありません。男と女という性別、愛という心を知らずに生きてきたダイアナの心の動きもワンダーウーマンの本作同様、注目です。シーア(Sia)については知りたい方は、下記をご参照ください。
まとめ
- 映画「ワンダーウーマン」は1941年より始まったアメリカ合衆国の漫画が原作で、ギリシャ神話を元に、戦う女戦士「ダイアナ」が現代の戦争を終わらせるために奮闘するアクションヒーロー映画。
- 「ダイアナ」役の女優がはいているのはスカートのように見えるが、あれはキュロットスカート。
- シーアが歌う、ワンダーウーマンの主題歌が主人公ダイアナ自身の葛藤やスティーブへの揺れ動く心を歌った、美しい旋律である。
ワンダーウーマンは歴史のあるアメリカ漫画です。神が作り出した人間が起こす戦争を、神の使いが事態を収める、聖書に書かれたような美しい話ですよね。女戦士「ダイアナ」のキュロットスカート、彼女の心情を映し出すシーアが歌う主題歌をチェックしつつ、本編をお楽しみください。
【補足】「ワンダー・ウーマン」の主演女優ガル・ガドットに関する記事は、下記の通り。
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