エミネムとビヨンセによる予期せぬコラボレーションとなった新曲「Walk On Water」が米国時間11月10日に公開され、話題を呼んでいます。ビヨンセの夫、「ジェイ・Z」がビヨンセにエミネムの新曲への参加を促したようですが、世紀の歌姫とラッパーエミネムのコラボは必見。
さてエミネムと言えば、ヒップホップのカリスマであり、自伝映画で使われた曲「8マイル」や娘に捧げる曲など、数多くの代表曲があります。今回はエミネムと8マイルなどの彼の代表曲についてご紹介致します。
エミネムとは
Eminem(エミネム、本名:マーシャル・ブルース・マザーズ3世、Marshall Bruce Mathers III)は、アメリカ合衆国のヒップホップMC、プロデューサー、俳優。エミネムという名前は、本名のイニシャル「M&M」を早口にしたら「Eminem」になったことから由来されます。エネミムは、アルバムの売り上げが1億枚以上と史上最高のヒップホップ・ミュージシャンであり、2000年代の10年間に世界で最もアルバムが売れたアーティスト。
トップスターの現在の地位を獲得するまで、エミネムは様々な試練や苦難を乗り越えてきたと言われています。幼少期に、父親が家を出て蒸発。その後、実の母親からの虐待、学校でのいじめなど、苦しい思い出の多い子供時代を過ごした彼は、次第に黒人優位のヒップホップに対して熱い情熱を抱き、長い努力の結果、成功を手にしました。
プライベートでは1999年に学生時代の交際相手「キンバリー・スコット」と結婚し、娘「ヘイリー・ジェイド」が生まれますが、2001年に離婚。復縁と離婚を繰り返し、泥沼化しますが、現在17歳となった娘のヘイリー・ジェイドは「両親は自分が生きていくために必要なことを与えてくれた」と感謝の意を述べるなど、娘の教育と躾に厳しい父親としての一面もあります。
エミネムの代表曲とは「8マイル」
エミネムの代表曲は下記です。リアーナとのコラボレーションも有名ですね。特に「8 マイル」(Music from and Inspired by the Motion Picture 8 Mile、エイト・マイルス ミュージック・フロム・アンド・インスパイアード・バイ・ザ・モーション・ピクチャー)は2002年の映画 「8 Mile」の公式サウンドトラックです。映画のサウンドトラックとしては異例のヒットとなり、世界総計900万枚以上の売り上げとなりました。
この作品中5曲は、主演のエミネムによるラップで、中でも主題歌の「Lose Yourself」は、グラミー賞2部門受賞・2部門ノミネートを果たしただけでなく、第75回アカデミー賞ではアカデミー歌曲賞を受賞するなど、世界的なヒット曲となりました。
娘に向けての歌。
エミネムは娘「ヘイリー・ジェイド」に向けて作った曲がいくつかあります。いずれもヒット曲にはなりませんでしたが、父親の娘に対する愛があふれた仕上がりになっています。自身が父親に恵まれなかった分、父親としての自覚が高く、愛情が深いエミネムの姿勢が伺える曲です。
Hailie’s Song
ヘイリーの歌。2002年発売のアルバム「The Eminem Show」に収録されています。パパはいつもヘイリーの傍にいる、というフレーズが素敵です。
When I’m Gone
2005年のベスト・アルバム「Curtain Call: The Hits」に収録されています。もし自分が亡くなったら、という娘に宛てたメッセージ曲です。ちょっと切ない気持ちになります。
まとめ
- エミネムは史上最高のヒップホップミュージシャン
- エミネムの代表曲は自伝映画「8マイル」の代表曲、「Lose Yourself」
- 娘に向けた曲「Hailie’s song」はヒットにはならなかったが、エミネムの父親としての自覚の高さと愛情が感じられる。
ヒップホップの人気以外でも、言動やファッションなどでも話題の絶えないエミネム。これからも目が離せませんね。
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