誤解が生むトラブル!?オーストラリアで遭遇する言葉の誤解3つ

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多民族国家であるオーストラリアでは英語という共通の言葉を通し、様々な出身国の人と接する機会があります。もしあなたが一つの家を数人でシェアしているならフラットメイト(つまり同居人)、学校のクラスメイト、恋人、仕事先の顧客や同僚など、人と接していて、思わぬ誤解を生んだことはありませんか?今回はオーストラリアを例に、どのような誤解が生じやすく、どう対処をするのかについてご紹介します。

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恋愛関係での誤解

日本ではデートをする=交際を前提に、という暗黙の認識があるように感じますが、オーストラリアではそのような認識はありません。メールでの言葉のやりとり、デート、告白、付き合うというステップはありません。また、「I like you」を鵜呑みにしてはいけません。Likeは「I like an apple」とも表現するように、好きというポジティブな表現ですが、深い意味はないのです。またデートの回数が多い=付き合っている、には繋がりません。

補足ですが、それまでは男女の関係があったとしても、ただの異性のお友達です。この誤解が男女のトラブルの原因になっています。日本の一般論をオーストラリアでは適用しないように気を付けましょう。

生活習慣での誤解

オーストラリア人から良く言われる相談の一つに、「日本人が何を考えているのか、全然わからない」というのがあります。このトラブルの背景は、コミュニケーション不足にあります。普段から自分の考えや感情をオープンにしていると、他人は日々のあなたを理解することができ、気軽に話をします。しかしながら、日本人は質問をすると答えてくれるけど、自分からは積極的に話しかけてこない、と思われがちです。

人に話をしている内容と、心の中で思っていることが違う=不誠実と捉えられてしまい、相手に誤解を生むのです。その為、他の国の人たちは、腹の中に言いたいことを貯めこみません。察しと思いやりの日本の文化は日本でしか通じないことを理解しましょう。

私もかつて、同じ問題があり、リビングルームでみんなが「彼女、最近何考えているのかわからないのよ」と話している声が部屋に聞こえてきて、ショックを受けたことがあります。その後、最初は非常に気まずかったですが、積極的に人の輪の中に入り、自分が最近悩んでいること、問題などをシェアし、自分の考えを言葉にして外に出す努力をしたところ、人からの誤解が格段に減りました。

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仕事での誤解

インターナショナルな環境で仕事をしていると、自分の尺度が他人と違うことを思い知らされます。これがいつも誤解に繋がります。例えば、報告連絡相談のタイミングが日本とオーストラリアでは違います。日本人は事前にお知らせをし、万が一の備えに余念がありません。また事後のフォローアップもします。しかし、オーストラリアでは必要ないと考える人も多いのです。(問題が起きた時に対処をすれば良い、と考えています)

また別の例で、日本人のお客様は不安要素があると、それを徹底的に解明して、言葉にして(書面で)提出してくれ、と言いますが、徹底的に調査解明するのがどの程度なのか、書面に書かれている内容や書き方がどの程度で満足するのか、尺度が違いますよね。つまり正解がない。日本は様々な面において、他の国に比べて仕事の丁寧さのレベルが高いと言われていますが、これを標準と考えると誤解とトラブルのもとになります。

私自身、こういった誤解に日常的に直面しています。欧米での言葉の使い方、特に書面や対処法に感情や誠意が感じられない、と日本の顧客に言われますが、英語の公式文書は目的、結果、そう導いた理由と背景、対策という書き方をします。謝罪や感情的な背景はその旨を別途口頭で説明する必要があります。文化背景を理解する必要がある、ということです。

まとめ

  • 恋愛関係における誤解は、それぞれの恋愛に対する社会的ルールの違いによる。自分のルールを一度捨てて、相手と向き合うとトラブルを回避できる。
  • フラットメイト(同居人)との誤解は、自分の心の中(考え)を言葉にして外に出すことを習慣づけることにより、トラブルが解消される。
  • 仕事における誤解とトラブルは、文化的社会的な背景や、求められる仕事のレベルによって異なるが、日本のレベルが常識という考えは捨て、どこが相手との落としどころなのかを探る。

自分が思っていたことと違う捉え方をされている、自分が望んでいた方向に進んでいない、など誤解から発生するトラブルがオーストラリアにもたくさんあります。日本国内でも多いのに、違う言葉と国であればなおさらです。自分の考えに対する軸をもつことは大切ですが、相手はあなたと異なる軸を持っています。それを理解するためには、「質問して聞く」という方法が一番です。紹介した3つの事例を参考に、チャレンジしてみてくださいね。

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