アスペルガー症候群のグレタの現在とは?

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環境活動家として活動しているグレタ・トゥーンベリ。自身の病気と向き合いながら、地球環境のことについて憂い、精力的に活動しているスウェーデンの若者です。「学校を休んで活動したり、攻撃的で顔つきが怖い」というイメージがありますが、実際のところどうなのでしょうか?今回は、グレタ・トゥーンベリの生い立ち、アスペルガー症候群、現在の状況について見ていきたいと思います。

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グレタ・トゥーンベリとは

2019年9月、米ニューヨークの国連本部で開かれた国連気候行動サミットで、気候変動対策に真剣に取り組んでいない現状を憂慮し、とても力強い演説を行ったのが、彼女が16歳の時。「我々は絶滅を前にしているというのに、あなたたちはお金のこと、経済発展がいつまでも続くという話ばかり」という若者の心の叫びは、世界にも大きな衝撃を与えました。

グレタ・トゥーンベリ(Greta Thunberg)は2003年生まれのスウェーデン人。父親は俳優、母親はオペラ歌手、シンガーとして活動している妹が一人、の4人家族。彼女の生まれたスウェーデンは人口1000万人(日本の人口の10%弱)、国土は日本より約1.2倍大きく、森林の多い自然豊かな国。実際行くとわかりますが、スカスカ(人の密度が低い)という印象があります。

スウェーデンは医療、福祉、教育といった社会福祉が非常に充実している国です。法定最低年次有給休暇 25 日で、6月夏至以降から8月上旬にかけて、夏休みを取るのが一般的。欧州では3週間から1ヶ月の夏季休暇は一般的ですが、スウェーデンは8週間程。生活スタイルの違いを感じますね。産休や育休に対する考え方も先進的で、男性も半年から1年の育休(Parental Leave)を取ります。

このように福祉が充実している豊かな環境で育ったグレタ・トゥーンベリは、8歳の頃から気象変動に興味を持ち始めたようです。そんな中、2014年に突然無気力状態になり医師の診察を受けたところ、アスペルガー症候群と診断されます。

アスペルガー症候群とは

アスペルガー症候群は広い意味での「自閉症」に含まれるもので、感情のコントロールが難しく、対人関係に影響する症状があります。例えば、曖昧な理解や解釈ができない、特定のことに没頭する、こだわりが強く興味の対象が特定的、など。知らずにいると、一方的、攻撃的で、言っていることが伝わらない、と苛立ちを感じるかもしれません。

しかしながら、アスペルガー症候群であり世の中に貢献している人物も多くいます。例えばアメリカの実業家イーロン・マスク。人と違った視点で見て、それを追求する集中力は、何かを成し遂げるには重要な要素。グレタ・トゥーンベリも「アスペルガーは自分の個性」だと認識しているようです。

現在の活動について

学校へ行かずに環境活動していることがクローズアップされたことがありますが、グレタ・トゥーンベリは休学していた時期があります。2020年には復学をしたようですが、スウェーデンは学びたい人は年齢に関わらずいつでも学ぶことができる、教育環境があります。2022年2月現在で19歳となったグレタ。引き続き、精力的に環境活動に取り組むようです。2021年の主な活動については、下記動画をご参考ください。

2021年ドイツのベルリン国会議事堂の外でのスピーチ

2021年イタリアのミラノで開かれた環境サミットでのスピーチ

グレタのように大勢の人を前に自分の意見を伝えること、できますか?彼女の母国語はスウェーデン語です。しかしながら英語で力強く、堂々とスピーチをしています。スウェーデンでは英語は公用語とされていますが、英語がうまく話せないスウェーデン人はたくさんいます。伝える努力を彼女なりにしているのかな、と感じます。

まとめ

  • 環境活動家グレタ・トゥーンベリは、福祉が充実した自然豊かな環境で生まれ育った。
  • アスペルガー症候群を個性と受け入れて、ポジティブに生きている。
  • 引き続き環境活動に取り組んでいる。

現在SDGsが話題となっています。人間がビジネスや産業活動を止めるのが一番で、突き詰めると人口減少が最も効果的、ということになるかもしれません。20年前は海岸に流れ着くゴミを拾い集め、ゴミの分別など自分にできることを、と私も取り組んでいましたが、環境に対する意識が、国や産業レベルで高まってきたのは、大変良いことです。アスペルガーを個性にするグレタ・トゥーンベリの活動内容も、20代になれば質が変わっていくかもしれませんね。今後も注目していきたいと思います。

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