【2022年】高配当・連続増配の日本株とは!?注目銘柄トップ10

政治・経済
Lorenzo CafarobyPixabay
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投資には、株・先物・外貨・物件など様々な方法があります。株の場合、日々の株価の変動に加え、配当金を期待して投資されている方もいるかと思います。できれば、配当利回りの良い、いわゆる高配当銘柄に投資をと考えているかと思いますが、こういった銘柄は権利確定後に株価が下落しやすく、不安定な傾向があります。高配当利回り率が一時的なものではなく、連続増配であるのが望ましいです。今回は、2022年度高配当・連続増配の優良日本株トップ10をみていきます。

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連続増配株とは?

連続増配株とは、増配を続けている銘柄のことです。配当は、企業が得た利益を株主に分配する仕組みです。長期間にわたって増配を続けることは、会社の業績が安定的で健全な成長を遂げている、優良企業であることを意味します。優良企業は、配当が増えるだけではなく、株価も上昇傾向にある為、魅力的な投資先とみなすことができます。

増配銘柄選びで重要なのは、連続増配期間だけでなく、増配率や配当性向などもみておく必要があります。連続増配期間が長くても増配率が低いと、配当額が大きく増えることは期待できません。例えば、現時点で配当性向が極めて高い場合、今後は増配することが難しく、業績が悪化した際には配当がストップするリスクもあります。

理想は高配当かつ連続配当の銘柄。財務状況や今後の見通しについても調べる必要はありますが、最初に検討したいポイントです。

高配当・連続増配の日本株トップ10

データや情報は2022年8月1日8 am時点での情報です。ご了承下さい。

花王(4452)

化粧品や洗顔・全身洗浄剤・洗剤といった消耗品、産業用の油脂製品や界面活性剤などの機能性素材を展開している日本を代表する化学メーカーです。1991年以来現在に至るまで、連続増配を続けています。直近3年の増配率は1.2倍。年平均6.2%の増配をしています。2022年12月期の年間配当額は148円の予想。配当利回り(予想)は2.73%。現在の株価は¥5785/株。

SPK(7466)

自動車部品や産業車部品を扱う専門商社です。 1999年以来現在に到るまで、24年連続増配を続けている会社です。直近3年での増配率は1.19倍。年平均6.0%の増配を続けています。2023年3月期の年間配当額は44円の予想。配当利回り(予想)は3.18%とやや高配当。現在の株価は¥1399/株。

三菱HCキャピタル(8593)

リース・レンタル会社。2022年7月1日に三菱UFJリースが日立キャピタルと経営統合し、名前を「三菱HCキャピタル株式会社」に変更しました。2000年以来現在に至るまで、連続増配を続けている会社です。直近3年での増配率は1.19倍。年平均6.0%の増配をしています。2023年3月期の年間配当額は31円の予想。配当利回り(予想)は5.01%と高配当。現在の株価は¥643/株。

ユー・エス・エス(4732)

中古自動車オークション・中古自動車買取チェーン「ラビット」を全国展開している会社です。2003年以来現在に到るまで、増配を続けています。直近3年での増配率は1.31倍。年平均9.5%の増配をしています。2022年3月期の年間配当額は、67円の予想。配当利回り(予想)は2.87%。現在の株価は¥2605/株。

リコーリース(8566)

リコーグループのリース会社。2001年以来現在に到るまで、増配を続けています。直近3年での増配率は1.5倍。年平均14.4%の増配をしている会社です。2023年3月期の年間配当額は135円の予想。配当利回り(予想)は3.89%と高配当。現在の株価は¥3570/株。

沖縄セルラー電話(9436)

KDDI傘下の電気通信事業。沖縄県に特化した経営で、県内での高い携帯電話シェアをもつ。2003年以来現在に到るまで、連続で増配を続けています。直近3年での増配率は1.29倍。年平均8.9%の増配。2023年3月期の年間配当額は172円の予想。配当利回り(予想)は3.25%と高配当の傾向。現在の株価は¥5420/株。

KDDI(9433)

電気通信事業者。通信を主に、金融・娯楽・教育など総合ライフデザインサービスの拡充を目指している日本を代表する企業。2003年以来現在に到るまで、増配を続けています。直近3年での増配率は1.19倍。年平均5.98%の増配。2023年3月期の年間配当額は135円の予想。配当利回り(予想)は3.13%。現在の株価は¥4294/株。

サンドラッグ(9989)

ドラッグストアチェーン「サンドラッグ」と西日本のディスカウントストア「ダイレックス」を運営している会社。2003年以来現在に到るまで、増配を続けています。直近3年での増配率は1.07倍。年平均2.4%の増配。2023年3月期の年間配当額は72円の予想。配当利回り(予想)は2.39%。現在の株価は¥3120/株。

トランコム(9058)

物流システムの構築・運営を行う会社で、空車情報と貨物情報のマッチングサービスが強みです。2002年以来現在に到るまで、増配を続けています。直近3年での増配率は1.37倍。年平均11.0%の増配。2023年3月期の年間配当額は136円の予想。配当利回り(予想)は1.97%。現在の株価は¥7360/株。

リンナイ(5947)

給湯機器・厨房機器が主力製品のメーカー。2003年以来現在に到るまで、連続で増配を続けています。直近3年での増配率は1.48倍。年平均14.2%の増配。2022年3月期の年間配当額は150円の予想。配当利回り(予想)は1.61%。現在の株価は¥10080/株。

まとめ

直近での高配当利回り率のみならず、何年間連続増配しているのか、直近3年の連続増配はどうなのか、現在の財務状況や今度の事業の方向性など、総合的に判断する必要があります。これは日本株に限らず、米国株などにも言えることです。株投資をする際の銘柄選定において、連続増配している高配当株を優先的にしてみるのも、一つの方法です。マーケット情報や配当率は随時変化しますので、各社最新情報をご確認ください。

【補足】株に関する他の記事は、こちら。

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