若い頃に結婚した、ドイツのアンゲラ・メルケル首相、その引退理由とは

若い頃の美人の面影を残す、アンゲラ・メルケル首相の真の引退理由とは 政治
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先月7月17日に67歳の誕生日を迎えた、ドイツのアンゲラ・メルケル首相(Angela Merkel)。世界のリーダーとして、世界で最も強い権力を持つ女性の一人です。男女平等意識が強いドイツの初めて女性の首相でもある彼女のあだ名は、ムティ(お母さん)。コロナ禍においても、必死に対応し国民に呼びかけるその姿に、心打たれる方も多かったはずです。そんな影響力の大きいメルケル首相は、来月2021年9月に引退を迎える予定です。長きに渡り、国と世界の為に力を尽くしてきた彼女もまた、私達と同じ一人の人間。今回は、メルケル首相の若い頃や結婚秘話、引退の理由について、お伝えしたいと思います。

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アンゲラ・メルケル首相の若い頃とは

現在、ドイツは一つの国ですが、第二次世界大戦後、東ドイツと西ドイツに分かれていました。西ドイツは民主主義国、東ドイツは社会主義国、といった感じです。アンゲラ・メルケル首相は、ハンブルク(旧西ドイツ)で生まれ、その後まもなく家族で旧東ドイツに移住しています。若い頃、アンゲラ・メルケル首相が科学者出身であったことは、ご存知の方も多いと思いますが、実際ドイツの名門大学で、物理学の博士号を取得し、ベルリン近くの研究所で理論物理学を研究する科学者でした。

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ドイツのお母さん、アンゲラ・メルケル首相

アンゲラ・メルケル首相が政治家になった理由

そんな若い頃の彼女に、人生の転機が訪れます。1989年、東西ドイツを分断していたベルリンの壁が崩壊します。壁が崩壊した1989年11月9日、当時東ドイツで暮らしていた35歳のアンゲラ・メルケル首相は、消えゆく祖国と新しい国家体制の構築を目の当たりにし、人生の方向性を大きく転換しました。

翌年12月、アンゲラ・メルケル首相は新政党「Demokratischer Aufbruch(デモクラシーの勃興=DA)」へ入党し、政治家としての一歩を踏み出しました。政治家になった理由は明らかにはなっていませんが、それから様々な人との出会いや選択の中で、政治家として自身がやりたいことや、できることを見出していき、2005年にドイツ初の女性首相として就任することになるのです。

アンゲラ・メルケル首相の結婚生活

アンゲラ・メルケル首相と旦那様

アンゲラ・メルケル首相は、若い頃に一度目の結婚をします。学生結婚です。お相手は、学生時代同じ学部だった物理学者ウルリッヒ・メルケル氏。1977年に結婚しますが、4年後に離婚に至ります。離婚の理由は、人生の方向性の不一致だった模様。

その後、1998年、科学アカデミーに就職した際の同僚だった量子化学者ヨアヒム・ザウアーと再婚同士で結婚。現在の旦那様、アヒム・ザウアー氏は量子化学者で、ノーベル賞候補と言われている方です。現在は、「ファースト・ジェントルマン」として、サミットや国際会議に帯同し、アンゲラ・メルケル首相を支えています。

私生活では、若い頃からサッカーとオペラが好きで、ワールドカップなどのサッカーの試合を見に行ったり、旦那様との共通の趣味であるオペラを、ドレスアップをして見に行ったりしていることで有名です。アンゲラ・メルケル首相は、華やかなものや豪華な生活を好まず、休暇も自然の中で過ごすことが多いそう。家庭では好んでキッチンに立ち、首相である現在もスーパーマーケットへお買い物に出かける姿が、目的されています。こういった日常生活を大切にするところが、若い頃に限らず、長く続く結婚生活を円満の秘訣かもしれません。

アンゲラ・メルケル首相引退の理由

アンゲラ・メルケル首相は、2021年の次回総選挙で首相候補としても、議員としても立候補しない意向を明らかにしています。つまり、完全なる政界からの引退です。引退の理由について、アンゲラ・メルケル首相は記者会見で、今回の判断に関し「党と国民のため個人的にどのような貢献ができるか考え、自身の引退を決意した。新しい歴史の幕を開く時である」と語っています。今年67歳と年齢的なこともありますが、大きな理由は政権内の混乱や、過去数回に渡る地方選挙の敗北に対する責任、のようです。

支持率低下や地方選挙での敗北は、2015年の大量難民の受け入れが関係しています。2015年、紛争など政治情勢の悪化を背景に、北アフリカや中東から大量の難民がEU加盟国に押し寄せ、多くの加盟国が難民流入に拒否反応を示す中、アンゲラ・メルケル首相は、人道的理由から大規模な受け入れを表明。その後100万人を超える難民が津波のように押し寄せ、次第に治安などが悪化するようになると批判を浴びるようになりました。支持率低下の理由の一つと言われていますが、受け入れ賛成派と反対派でドイツの分断を生み、結果的に受け入れ制限を余儀なくされてしまいました。

コロナ問題に取り組む、アンゲラ・メルケル首相

昨年発生した、新型コロナウィルスに対する対応では、その手腕を発揮し、近隣国であるフランス、イタリア、スペインと比べれば格段に死者数が少なく、医療崩壊を食い止めています。迅速にロックダウンと検査の徹底を行い、隣国と連携、協力しながら危機的状況を乗り切り、テレビ演説などで見せる国民に寄り添う姿勢やその危機対応能力が評価を得て、支持率も急上昇したアンゲラ・メルケル首相ですが、予定通り引退をするようです。

2004年以降、長きに渡りドイツの舵を取り、欧州政治に大きな影響を与えてきたアンゲラ・メルケル首相の後継者選びをめぐる議論が加速しており、未だ後継者は明確には決まっていません。 

まとめ

誰しも昨今の輝かしい功績の背景に、若い頃の経験や、結婚といった日々の生活があります。政治家としての引退理由はありますが、67歳はまだ若く、アンゲラ・メルケル氏の今後の他の活動にも、引き続き注目してきたいですね。

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