宇宙旅行はもうすぐ!ロシア・アメリカによる国際宇宙ステーションの役割・目的・今後

政治・経済
NASA-ImagerybyPixabay
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ロシアは2022年7月、2024年以降を目処に、国際宇宙ステーション(ISS)から撤退し、自国の宇宙ステーションを建設することを表明しました。このニュースの背景は、ロシア国営宇宙企業ロスコスモスのボリソフ社長が2022年7月27日にプーチン大統領と面会後、述べたことに起因します。宇宙旅行をしたという報道もありますが、そもそも国際宇宙ステーションの目的や役割とは何なのでしょうか?今回はISSに関する基礎知識と今後期待される宇宙開発計画について、見ていきたいと思います。

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国際宇宙ステーション(ISS)とは ―目的と役割―

国際宇宙ステーション(ISS)とは、地上から約400キロ上空に建設された有人実験施設で、アメリカ・ロシア・欧州・日本・カナダの宇宙機関を中心に15カ国の協定で共同運用され、地球の軌道上を周回しています。1998年に宇宙空間で建設が始まり、2011年7月に完成。特殊な宇宙環境を利用し、現在もさまざまな実験や研究を行っています。ISS内には日本の実験棟「きぼう」もあります。

国際宇宙ステーション(ISS)の主な目的は、宇宙空間における科学実験です。これまでも何千もの科学実験が実施されてきました。また、先進国を始めとする複数の国家が参画することで、各国が宇宙開発に対して協力するという役割もあります。また米航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)内の実験棟で月、火星探査へ向けた実証実験などを行い、民間の宇宙旅行者による商業化を両立させる計画を立てています。

ロシア、国際宇宙ステーション撤退の背景

これまでロシアとアメリカは、日本やヨーロッパ諸国など他のパートナー国と共に、1998年からISSで共同作業を成功させてきました。しかしながら、ロシアがウクライナに侵攻して以来、両者の関係は悪化。ロシアは、欧米諸国による制裁を理由に、ISSのプロジェクトから離脱すると元々警告していました。米航空宇宙局(NASA)は、2022年7月28日時点で、ロシアの撤退方針について、正式通知をまだ受け取っていないとしています。

国際宇宙ステーションは、元々2024年までは共同運用することで承認されていますが、アメリカはすべてのパートナーの同意を得て、運用期間をさらに6年間延長したい意向があり、協議されています。ロシアは急に撤退を決めたわけではなく、本来の期限である2024年までは任務を果たし、それ以降の延長運用については同意をしない為、予定通り撤退する、というのがロシア側の言い分です。

今後の計画 ―宇宙旅行が現実的に―

近年、国際宇宙ステーション(ISS)は商業宇宙旅行で脚光を浴びています。2021年12月に衣類通販大手ZOZOの創業者で実業家の前澤友作氏ら2人がロシアのソユーズに搭乗し、日本の民間人では初めてISSに滞在するなど、商業宇宙旅行の時代到来として注目を集めています。

JAXAの若田光一宇宙飛行士も2022年9月に米スペースX社の民間宇宙船「クルードラゴン」に搭乗し、日本人最多5度目となる長期滞在のミッションに臨む予定ですが、今後の日本人宇宙飛行士によるミッションは現時点では不透明です。

米航空宇宙局(NASA)は、国際宇宙ステーション(ISS)内の実験棟で月、火星探査へ向けた実証実験などを行い、民間の宇宙旅行者による商業化を両立させる計画でしたが、ロシアのウクライナ侵攻に端を発したロシアと欧米諸国との対立が、人類の宇宙開発計画にまで飛び火した状態となっており、今後の行方が懸念されています。

2022年に入り、米宇宙企業アクシオムスペースはアメリカ現地時間4月8日(日本時間9日未明)、民間企業だけで初めて国際宇宙ステーション(ISS)への旅行を実践させました。今回の宇宙旅行は10日間。別の宇宙企業スペースXの宇宙船ドラゴンでフロリダ州のケネディ宇宙センターを出発し、ISSに8日間滞在。再びドラゴンに乗って地球へ帰ってくる計画。米航空宇宙局(NASA)などが月や火星の有人探査に軸足を移すなか、「低軌道」と呼ばれる地球に近い宇宙空間を使った旅行ビジネスにより、今後は、宇宙での仕事・生活・研究が本格化しそうなところまできています。

まとめ

  • 国際宇宙ステーション(ISS)は、アメリカ・ロシアを始めとする15カ国の協定で共同運用され、地球の軌道上を周回している。
  • ISSの目的・役割は、宇宙空間における科学実験と国家間の宇宙への協力開発。
  • 民間企業による宇宙旅行などの商業化計画は、今後実現しそうな勢い。

宇宙開発は未知の世界への挑戦である為、ロシア・アメリカといった単独行動ではなく、本来の目的や役割を改めて認識し、人類の知恵を出し合って共同で進めてほしいと願っています。また2022年に入り、宇宙旅行をしたという報道もあり、国際宇宙ステーションへの注目度は年々増しています。今後、住所は宇宙になる方が出てくるかもしれませんね。

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