ビル・ゲイツが予言したものとは何か?ーパンデミックによる人口削減はデマだー

マイクロソフト創業者、ビル・ゲイツ氏 政治
マイクロソフト創業者、ビル・ゲイツ氏
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2020年、世界的パンデミックを引き起こした、コロナ(COVID-19)問題。急ピッチで開発が進められたワクチンを打ち、ようやく落ち着いてきている今日この頃ですが、今だ原因が掴めずにいます。世界の人口削減を目的とした誰かの陰謀だ、それは予言したビル・ゲイツに違いない、と噂され、そのデマが今だに堪えません。今回は、ビル・ゲイツがなぜパンデミックによる人口削減を計画したというデマが流れているのかについて、触れてみたいと思います。

ビル・ゲイツとは?

ビル・ゲイツは、米国の会社、マイクロソフト(Microsoft)の共同創業者です。慈善活動に熱心なことでも知られる世界有数の大富豪として知られています。元妻のメリンダと設立した、ビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation)」は過去20年以上にわたり、開発途上国の医療向上の為、ワクチンや治療薬などに自己資産から360億ドル(日本円:約3兆9400億円)を投じて、世界的に大きな貢献をしました。

しかしながら、長年連れ添った婦人との離婚を決断した、ビル・ゲイツ。離婚に伴う財産分与の資産額は、もはや我々の想像をはるかに超えしまうほどの金額(日本円:約2000億円)でした。そんなビル・ゲイツ氏が、コロナパンデミックを予言し、世界人口削減を計画した黒幕と祭り上げられ、陰謀論者らが作成した加工写真や偽ニュースといったデマ情報が、今も続いています。

パンデミックによる人口削減のデマ、その内容とは?

一つは、ビル・ゲイツ氏の善意から来る、偏見のようです。新型コロナウイルスのパンデミック(世界的な大流行)対策のために自己資産2億5000万ドル(約270億円)の寄付を約束したビル・ゲイツ。元妻のメリンダと設立した、ビル&メリンダ・ゲイツ財団(Bill & Melinda Gates Foundation)」にて、過去20年以上にわたり、開発途上国の状況改善に、大きな貢献をしました。

要するに、悪い現象を自ら作り出し、その改善に向けて働きかけている偽善者(黒幕)、とデマを流す人々がいるということです。デマを流している人々は、ビル・ゲイツ氏はコロナワクチンの中に、自社で開発したマイクロチップを入れ、精神的、肉体的に、人類を破壊して人口削減ようとしている、と言うような内容をバラまいているようです。

少し考えると、ワクチンの中にマイクロチップは入らないですし、入ったとしても異物混入になり、目視あるいは品質チェックの段階で取り除かれ、ワクチン自体使用されることはない、と理解できるかと思いますが、世の中には、コロナウィルス=コンピューターウィルス、と勘違いする方もいるようで、連想ゲームのように非科学的なことをミックスして、このようなデマを作っているようです。

予言者?ビル・ゲイツの人口削減計画のデマは、何か根源なのか?

ビル・ゲイツ氏は2018年、インフルエンザやコロナなどのパンデミック対策の推進キャンペーンを展開。トランプ大統領に対策を働きかけるなどの取り組みを行いました。もし1918年のスペインかぜのような、深刻なパンデミックが発生した場合、わずか半年で世界で3,300万人が死亡するだろう、との推計を披露したのです。これが、人口削減を予言した、と言うデマに繋がっています。

また、ビル・ゲイツ財団も共催した2019年11月のジョンズホプキンス大学で公開されたシミュレーションでは、ワクチン対応ができない架空の新型ウイルスによってパンデミックが起き、1年半で6,500万人が死亡する、というシナリオも紹介されていました。

このシミュレーション会議には、業界各社や大学が参加して公に議論が行われ、ビル・ゲイツ氏が単独で予言したわけではありません。コロナ問題(COVID-19)は、このわずか2か月後に起きてしまった為、これらの情報を繋ぎ合わせた人たちが、尾ひれをつけて、ビル・ゲイツが人口削減計画を立てて実行した、と黒幕説を唱えデマを広めていった、と考えられています。

コロナは、世界の人口削減をさせているのか?

国際連合人口基金(UNFPA)が2021年4月14日に発表した「世界人口白書2021(The State of World Population 2021)」によると、2021年の世界人口は78億7500万人で、昨年に比べ8000万人増加したと報告されています。コロナパンデミックの影響で世界各国で、多くの方が亡くなられました。(心よりご冥福をお祈り申し上げます)しかしながら、統計的に見て、世界の人口削減には至っていない、ということになります。

まとめ

  • ビル・ゲイツは、過去20年間、発展途上国の医療改善の為に自己資産を投じて働きかけ、現在もコロナパンデミック収束の為、ワクチンや治療薬の開発などに多額の援助をしている。
  • ビル・ゲイツのコロナ黒幕説は、過去2-3年の間に彼がパンデミックに備えて行った行為や予測数値を、予言と解釈し繋ぎ合わせて作ったデマであり、証拠がない。
  • 世界の人口削減には至っていない。

出る杭は叩かれると言われますが、ビル・ゲイツは、コロナワクチン開発等に資金援助するなど、パンデミック収束の為に貢献しています。まずは、コロナ問題が世界的に収束し、人々がまた自由に行き来できる日々が来ることを願いたいですね。

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