華やかな衣装や登場人物たちが織りなす恋愛・友情といった人間模様に、次の展開がなかなか読めないスリル感が人気を高めている「ブリジャートン家」。いったいどのようなドラマなのでしょうか?「ブリジャートン家」シーズン1の各話の見どころとあらすじ、個人的な感想についてご紹介したいと思います。今回は第8話について。
シーズン1(第8話)の見どころとあらすじ
【おさらい:シーズン1第7話のあらすじ】
険悪な雰囲気のダフネとサイモン。自分の幸せを分かっていながら子を作ろうとしないことに怒りが収まらないダフネ。自分の意思を無視した寝室でのダフネの行動に苛立つサイモン。周囲からの羨望の眼差しとは裏腹に、仮面夫婦となります。そんな中、ブリジャートン家三男のコリンが求婚したマリーナ・トンプソンが妊娠していたことを社交新聞でリークされ2人は破局。ダフネはマリーナの力になろうと恋人の行方を探し、協力しようと試みます。
【シーズン1第8話のあらすじ】
サイモンから父親に宛てた手紙を発見したダフネ。その手紙によりダフネは、彼に吃音(滑らかに話すことができない障害)があったこと、それを必死に克服して誇らしげに父親に手紙を書き、成長を知らせたかったにも関わらず、それを読まなかった父親。家の存続しか頭になく、サイモンや母親に温かく接することを全くしなかった父親をもったサイモンの、悲しみと苦しみを知ったダフネ。
サイモンの育ての親レディ・ダンベリーは、「プライドは全てを奪い、何も残さない」とサイモンを諭します。自らが主催する野外パーティーで、サイモンとダンスするダフネ。突然の雨は彼女のしがらみを洗い流し、いつもの体裁を取り繕った高慢なダフネではなく、サイモンに対し素直に自分の気持ちを伝え・・・二人の関係は修復されるのか?最終話の結末と詳細は、Netflixで。
【シーズン1第8話:他の登場人物のあらすじ】
回復したマリーナ・トンプソンの元に恋人の弟が訪ねてきます。ダフネの尽力により、弟はマリーナの場所を知ったのですが、彼が持参した知らせは訃報。兄ジョンが戦死したこと、責任を取るために自分がマリーナと結婚することを申し出、一度は断るマリーナ。しかし、生まれてくる子どものことや、フェザリントン男爵が亡くなるという事件もあり、その申し出を受けることに。
恋人のジョンが戦死する前、妊娠したマリーナに向けて綴られた「愛している、一緒になろう」という手紙。「私が間違ってた。私は愛されてたの」と涙を流し、恋人の愛と死、将来に向けての新たな決断をするマリーナ。愛のある結婚か、それとも安定した結婚か。フェザリントン男爵夫人は愛のない結婚をしたが、子供が生まれ日々の生活の中から愛を見つけたと語り、マリーナを励まします。
ブリジャートン家の三男コリンは海外旅行へと旅立ち、長男のアンソニーは、恋人に振られ結婚相手を探すことを決意。次女エロイーズは、公爵家のパーティーで王妃が社交界記事の筆者ホイッスルダウンを潰そうとしている情報を手に入れ、慌ててその場に向かい、彼女の馬車に警告するのですが。。。フェザリントン家、男爵が屋敷の権利書を元に掛けに負けて死亡(あるいは殺害か?)。フェザリントン家、破産を思わせる最後です。末娘ペネロペがホイッスルダウン?と思わせる最後もシーズン2への持ち越しです。
シーズン1のあらすじ(概要)
「ブリジャートン家」シーズン1のあらすじは、ブリジャートン家の長女ダフネが、将来の夫を探すことを目的に繰り広げられる人間模様を描いています。ある夜、社交パーティーでダフネはサイモンと出会い、彼が兄の友人であり、公爵殿下であることを知ります。サイモンは身分の高い独身貴族であるが故に、多くの若い女性たちの注目の的となっていましたが、本人にはその気がありません。より良い結婚相手を見つけたいダフネと結婚に興味がないサイモンは、偽りのカップルを装うことで、協力するのですが・・・結果はいかに?
ドラマ「ブリジャートン家」とは
「ブリジャートン家(原題:Bridgerton))」は、Netflix で配信されているオリジナルドラマです。19世紀初頭のロンドン社交界を舞台に、名門貴族のブリジャートン家の子供8人が、それぞれの愛と幸せを追い求める、というあらすじのドラマ。原作は、ジュリア・クインのベストセラー小説「ブリジャートン シリーズ」。
まとめ&感想
- ブリジャートン家シーズン1第8話で、サイモンとダフネは和解。ネタバレですが、2人の間に子供が生まれます。
- ダフネの「完璧でないから愛されないのは間違いだ」名言です。
- マリーナ・トンプソンの恋人は戦死しましたが、真実の愛で結ばれた2人だった。
ダフネはサイモンが長年苦しんできたことを理解し、自身を例にとって愛し愛されることに、条件や基準がないことをサイモンに伝える姿が素敵です。「欠点があるから愛されないのは、間違っている」、名言です。美人だから、性格が良いから、頭が良いから、体型が良いから、愛される価値があるのではなくありのままで。好きな相手だからこそ、色々頑張ってしまうのが人間ですが、自分らしく自然体でいたいものですね。
シーズン1最終回第8話のあらすじでは(ネタバレ注意)、ダフネが最後に第一子を出産し、「ブリジャートン家の伝統により、子供にAで始まる名前をつけよう」と言います。お気づきかと思いますが、ブリジャートン家の子供達は、生まれた順にA→B→C→D→E→F→G→Hの頭文字で始まる名前を付けています。例えばダフネ(Daphne)は長女ですが、4番目の子供。コリン(Colin)は3男で3番目の子供。おもしろい伝統ですね。
Netflix(ネットフリックス)ではシーズン2が配信されています。新たな展開、いかに!?
補足:ドラマ「ブリジャートン家」の関連記事は下記の通り。合わせてご覧下さい。
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