ブリトニー・スピアーズといえば、世界的ホップアーティストとして有名ですが、最近、彼女が自叙伝やドキュメンタリーに力を入れているのを、ご存知ですか?現在も続く父親との確執が頂点に達して、火山のように爆発しているような状態です。輝かしいアーティストとしての成功の裏に、一体何か問題となっているのか、今回はブリトニー・スピアーズの現在と最新映画について、見ていきたいと思います。
ブリトニー・スピアーズとは
ブリトニー・スピアーズ(Britney Spears)は、1981年生まれのアメリカ合衆国のポップ歌手、ダンサー、女優。2000年代最も売れた女性アーティストとして認定され、これまでにリリースした6枚のオリジナルアルバム中5枚が全米チャート1位を獲得し、全世界トータル・セールス1億枚を誇るスーパーアーティストです。
2004年にダンサー、ケヴィン・フェダーラインと結婚し、息子が2人がいます。親権は父親のケヴィンが所持。2007年から2009年頃まで、薬物使用やアルコール等による精神的不安定や体調不良が報道されましたが、2009年以降は復活。ブリトニー・スピアーズは恋愛遍歴が多いことで有名ですが、現在の彼氏は、モデルで俳優のサム・アスガリ氏(Sam Asghari)です。
父親との確執とは?現在の状況について
ブリトニー・スピアーズの父親ジェイミー・スピアーズは、2008年より彼女の「成人後見人」と務めていました。2008年、ブリトニーの精神的なトラブルがきっかけで適用されたこの制度は、ブリトニー・スピアーズ個人およびその財産に対する後見人を務めるもの。つまり、お目付け役。時が流れて2021年11月12日、ロサンゼルス裁判所はブリトニー・スピアーズに対する後見人制度適用を13年ぶりに終了させました。
ブリトニー・スピアーズは「父親に管理・虐待された13年間だった」とコメントしています。後見人とは「歌手の金銭管理や健康管理に関するセーフティネット」を請け負うことのようです。後見人の件はブリトニー・スピアーズにとってトラウマになっており、うつ病の原因だと本人は言っています。本人がとりわけ辛かったのは、妊活に関することであったり、精神安定剤を飲むように促されること、仕事量の多さ、など。
自分で何も決められないことへの苛立ちが、溜まりに溜まった13年であったと。2008年にブリトニー・スピアーズが「自己管理能力に問題あり」とみなされたことに対し、最も近い親族である父親あるいは母親が対応するのは極めて自然な流れではありますが、成人してから誰かの管理下に置かれるというのは、誰であれ不自由さを感じるもの。現在、父親の彼女に対する管理が適切であったかどうか、に関する調査が別途行われているようです。
ブリトニー・スピアーズ出演、最新映画
ブリトニー・スピアーズの父親による成人後見人に関する騒動は、ドキュメンタリーとして配信されています。アメリカでは2021年2月、米ニューヨーク・タイムズ誌の取材に基づいたドキュメンタリー「Framing Britney Spears(原題)」がアメリカのHuluで配信され、その内容が話題となりました。また、日本でも2021年9月より、Netflixオリジナルドキュメンタリー「ブリトニー対スピアーズ -後見人裁判の行方-」が配信されました。
ブリトニー・スピアーズは、2021年11月、サイモン&シュスター社と自叙伝の出版契約を結んでいます。暴露本の契約金は1500万ドル(約17億円)以上と噂されていますが、成人後見人に関するドキュメンタリーや自叙伝を基に、映画化される可能性は今後ありそうです。
まとめ
- 世界的ポップアーティスト、ブリトニー・スピアーズの成人後見人は2021年11月に終了した。
- 父親との確執は現在もあり、悪化する方向にある。
- ドキュメンタリーや自叙伝として、現在公開されている。映画化の可能性もあり。
思い通り行かないことがあったり、父親に限らず人から管理されるのは、決して気分が良いものではありません。抑圧されていたものが、現在火山のように爆発しているようです。同時に、自己管理の大切さを改めて感じてしまいます。ブリトニー・スピアーズの曲やダンス、素敵だと思うので、また情熱的にアーティストとして活動するのを心持ちにし、引き続き注目していきたいですね。
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