「デッドプール」シリーズや「名探偵ピカチュウ」で有名な俳優ライアン・レイノルズ。セクシーな彼に魅せられる女性はもちろん、その体型にあこがれて、彼のトレーニングメニューを参考にしている男性陣も多いと言われています。映画「フリーガイ」の役作りの為、さらに鍛えたというライアン。何か役作りに駆り立てているのでしょうか？今回はライアン・レイノルズの役作り秘話について、触れていきたいと思います。
ライアン・レイノルズとは？
ライアン・レイノルズ（Ryan Reynolds）は1976年生まれのカナダ出身の俳優。2012年にブレイク・ライブリーと結婚して、3人の子供（女の子）の父親でもあります。ライアンレイノルズの魅力はアクションスキルとコメディセンスです。映画「デッドプール」シリーズはライアン・レイノルズの魅力が遺憾なく発揮されています。
筋肉質体型で有名な俳優ですが、ライアン・レイノルズが肉体改造を行ったのは、元々アクション映画「ブレイド3」の為。ヴァンパイアハンターのブレイドの活躍を描いた作品で、彼はブレイドと共に戦うキャラクターを演じています。以降、アメリカピープル誌が選ぶ「最もセクシーな男」に選ばれ、「デッドプールシリーズ」をはじめとするアクション映画への出演に繋がり、人気俳優としての地位を確立。ライアン・レイノルズのトレーニング法は、ネット上で検索するとそのメニューが出てくるほど。
傑作映画「フリーガイ」での役作り
「フリーガイ（原題：Free Guy）」は、2021年に公開されたオンライン参加型ゲームをテーマにした映画。ロマンス、コメディ、アクション、哲学的なテーマまで盛り込んだ完成度の高い作品です。ライアン・レイノルズ演じる主人公（ガイ）は、マップの中で基本的に何でもやりたい放題のオープンワールド系ゲーム「フリー・シティ」の住人で、プレイヤーが操るキャラではなく一定の言動を繰り返すだけのモブキャラ。
そんなガイが、ある女性プレイヤーが操る「モロトフ・ガール」と出会ったことから自我に目覚め、プログラムされていない行動を取り始めます。この事態に、ゲーム会社「スナミ」のスタッフはモブキャラを装ったユーザーの違反行為としてガイを規制しようとしますが、なかなかできません。そうしている間に人助けをしてフリー・シティ内での存在感を高め、社会現象になっていく、というストーリーです。
主人公が自我に目覚め、自分の力を信じて戦い続けて夢をつかもうと奮闘する姿は、「自分が生きる世界で本当にやりたいことをやる」ということを考えさせられます。ライアン・レイノルズは筋肉質な体型であることが知られていますが、とりわけこの映画ではマッチョな体型で、胸の筋肉がピクピク動き、役作りに対して取り組んだエピソードについて、語っています。
「名探偵ピカチュウ」での役は？
2019年に公開された「名探偵ピカチュウ（原題：Pokémon Detective Pikachu）」。ポケモンことポケットモンスターの実写版ミステリー映画です。この映画で、ライアン・レイノルズがピカチュウの声と顔のモーションキャプチャーを務めました。彼が驚いたのはモーションキャプチャーの技術の高さ。声だけではなく、彼の顔の表情や細かい動きまで、すべてピカチュウに反映されて、まるで自分の魂がピカチュウの中に入っているような感覚であったそう。
「名探偵ピカチュウ」は主人公のティムが、長年会っていなかった父ハリーが事故で亡くなったという連絡を受け、人間とポケモンが共存する街・ライムシティを訪れ、探偵業を営んでいたハリーの部屋でであったピカチュウと出会い、ハリーが事故の前に追っていた謎の薬を巡る事件について調べる、といったストーリーの映画です。
名探偵ピカチュウに対する評価は賛否両論あるようですが、声だけではない、ライアン・レイノルズが演出する顔の表情を、ピカチュウを通してみることができる作品。この新しい経験が、今後の彼の活躍の場を広げていくことになるかもしれません。
まとめ
- ライアン・レイノルズが有名になったのは、筋肉質な体を作り上げたアクション映画「ブレイド3」がきっかけ。
- 「フリーガイ」では役作りの為、さらに筋肉質な体に作り上げ、胸がピクピク動く。
- 「名探偵ピカチュウ」でのモーションキャプチャーに、ライアンの魂がこもっている。
ライアン・レイノルズは「フリーガイ」「名探偵ピカチュウ」に見られるように、シリアス・コメディ・人情など、健康的な彼の人柄がその役作りに役立っていると思われます。「名探偵ピカチュウ」の役を受けたのも、娘の影響もあるのだとか。「体型は人生を変える」と言われますが、毎日のトレーニングを欠かさず、少しずつ筋肉をつけることも大切ですが、家族や仲間の存在が大きいのかもしれませんね。年齢と共に素敵になっていく、ライアンの活躍に今後も注目です。
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