ヘンリー王子との結婚、出産、イギリス王室への暴露会見など、何かと世間を賑わせてくれるメーガン。自身の結婚式におけるタイツの問題で、キャサリン妃とケンカした、いじめにあったという報道がされましたが、実態はどうなのでしょう?今回は結婚式タイツ事件の真相と、最近話題となったネットフリックスとの契約問題について、見ていきたいと思います。
メーガンとキャサリンの関係ー結婚式タイツ騒動ー
2018年5月に行われたメーガンとハリーことヘンリー王子の結婚式前に、キャサリン妃とメーガンの間で、ちょっとした論争があり関係悪化に繋がった、と報じられました。内容はシャーロット王女を含めたブライズメイドのタイツについて。タイツの色、厚さなどが関係していたようです。
世界の王室や皇室では、公の場でストッキングを着用するのは、慣習としてあります。国や文化、格式の高い場所や高級ホテル、またビジネスにおいても、素足は原則禁止でストッキングの着用がマナー、としている所もあります。歴史と伝統を重んじるイギリスでは、結婚式の場で白いタイツを履くのは慣習。この伝統に従って、シャーロット王女も白いタイツを履く予定でした。もちろんキャサリン妃のご意向で。
これに対し、メーガンの主張ポイントは大きく2つ。一つは温かい季節に向かう中、タイツの着用は適さないこと、もう一つは白という色のファッション性、です。そんなことで?と思われるかもしれませんね。人は自分のポジションが確立せず、他者から受け入れられていない状況の時、適切かどうかは問題ではなく自分の主張が通るかどうかで、人は相手に対して勝ったという承認欲求を満たします。
イギリスやヨーロッパの国々は、自分の主張を押し通すと関係悪化に繋がる論争の元になることを、その長い歴史や伝統から経験しています。自分の言動がどう波及していくのかということを考えて行動する点は、日本にも似ている所がありますね。これに対して歴史が浅い国、例えばアメリカ、オーストラリアなどはそこまで考えることなく、その時良ければ後のことは後で考える、です。悲しい結末を自身で経験したことがない故かもしれません。
人それぞれ違いますが、目的が一緒であれば人は関係改善や強化することができます。しかしながら、キャサリン妃とメーガンの場合は双方の目的が異なる為、仲良くは難しい間柄でしょう。
ネットフリックスとの契約の行方
メーガンとヘンリー王子は、イギリスを離れた現在、どうしているのでしょうか?2020年12月にSpotifyと契約を結び、ポッドキャストのコンテンツを制作すると発表した二人。契約は複数年に渡り、契約金は2,500万ドル(約28億円)と言われています。しかし実際は、声明発表直後に33分の放送を一回公開しただけ。その後は何も配信していません。面白いのは、Spotifyが2人をサポートするためにプロデューサーを募集し始めた、という点。
Spotifyと同様の動きを見せたのがネットフリックス(Netflix)。同社も2020年9月にメーガン・ヘンリー王子たちと複数年に渡る大型契約を結んでいる。契約金は1億5,000万ドル(約170億円)とも報じられた。2021年7月、第1弾として子ども向けアニメを制作すると発表。歴史に影響を与える活躍をした女性たちに感化される少女を描いた物語だといい、メーガンがストーリーを執筆。
このアニメ作品もまだ完成していないよう。面白いのは、ネットフリックスが近インスタグラムに求人広告を投稿し、「メーガン・マークルのプロジェクト「Pearl(原題)」のプロダクションデザイナーを募集しています」と公にしていること。共通しているのは、下積みや努力があって成功にむかっているのではなく、成功するという枠組みを達成させる為に、穴を埋めてツジツマを合わせている、といった感じです。
まとめ
- メーガンとキャサリン妃は、結婚式のタイツでさえ論争する関係。
- ネットフリックスとの契約が解除されないよう、メーガンが子供向けアニメのストーリーを作っている。
自身への不当な扱いを許さず、相手が誰でも戦うメーガンの姿は、パワフルですね。結婚式のタイツの問題だなんて、歴史を重んじる相手を選んだのだから、従えば?と一般人は考えてしまいます。キャサリン妃はイギリスの伝統を守るスタイルである為、メーガンは想像を超えた行動をする為、関係構築は確かに難しい相手でしょう。ネットフリックスも、メーガンとの契約で話題になり収益に繋がると見込んだのでしょうが、まさかの展開です。次はどんなことを展開していくのか、今後の展開も見逃せません。
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